三つの目的
- よい会社をつくろう
- よい経営者になろう
- よい経営環境をつくろう
DEEP DIVE / もう少し詳しく
同友会は、何かを「してもらう」会ではありません。
理念を学び、経営に重ね、仲間と実践する会です。
その考え方を、6つのテーマから掘り下げます。
01 / 理念の3層
同友会理念は、単なるスローガンではありません。「何を目指すのか」「どう進めるのか」「誰と歩むのか」が一つにつながった、判断のよりどころです。
「よい会社」だけでも、「よい経営者」だけでも足りません。 経営者と会社が成長し、その努力が報われる地域や社会をつくる。 3つを同時に進めるところに、同友会の特徴があります。
02 / 同友会運動とは
「運動」は、理念を実現するために長期的・戦略的な課題へ取り組むこと。「活動」は、例会や委員会など、その時々の具体的な取り組みです。
例会を開く。経営体験を報告する。グループで話す。学びを会社へ持ち帰る。
よい会社・よい経営者・よい経営環境を、地域とともに実現していく。
活動や経営に表れる
地域の暮らしや雇用を支える中小企業こそ、経済と社会を動かす主体だと考えます。
企業同士を敵として見るのではなく、互いの違いから学び、地域全体の力を高めます。
社員を経営の最も信頼できる仲間ととらえ、対話と信頼を会社づくりの土台にします。
一部の人だけで決めず、声を持ち寄り、納得できる道を一緒につくることを大切にします。
03 / 例会の学び
例会の主役は、報告者だけではありません。参加した一人ひとりが、自分の経験を言葉にし、他者の経験から学び、自社で試してこそ学びが完成します。
いま自社で何に悩んでいるのか。どんな会社をつくりたいのか。問いがあるほど、他者の経験が自分ごとになります。
成功の方法だけでなく、迷い、失敗、決断の背景まで聴きます。報告者は「正解を教える人」ではなく、問いを投げかける人です。
自分と他者の経験を重ね、なぜそう考えたのかを言葉にします。違いを比べることで、自社の課題がはっきりします。
学びを自社に合う形へ置き換え、小さくても行動します。実践して初めて、学びが会社の変化になります。
うまくいったことも、いかなかったことも持ち寄って検証します。この往復が、経営者と会社の成長を支えます。
LEARN HOW TO LEARN学ぶのは、相手のやり方を
その人が何を見て、どう考え、
そのまま真似することではない。
なぜ決めたのかをつかむこと。
04 / 人を生かす経営
人間尊重の経営は、優しさだけでは成り立ちません。社員の力が発揮され、会社が継続して社会に役立つために、経営者自身が姿勢と経営のしくみを整えます。
一人ひとりの人格と可能性を尊重する。
会社の使命と、地域・社会への責任を考える。
利益と事実に向き合い、計画して実践する。
経営者としての責任を自覚する
理念・方針・計画を言葉にする
共有し、働く環境と組織を整える
結果を確かめ、また学び直す
05 / 組織づくり
同友会では、会員は「お客様」ではなく、会をつくる主体です。温かな関係と、質の高い学びを両立するための5つの視点があります。
地域から信頼され、よりよい地域と社会をつくる経営者の集まりを目指す。
時代の変化と向き合い、経営者がどう自己変革するかを実践的に確かめる。
成果が出ないときも一人にせず、親しみやすく相談できる関係を育てる。
参加するだけのお客様ではなく、企画や運営にもかかわり、会を一緒につくる。
役員と事務局が理念を共有し、会員の学びと実践を支える力を高める。
06 / 理念の歩み
同友会理念は、最初から完成していたわけではありません。時代の困難と経営者たちの実践から、少しずつ言葉になりました。
戦後復興の担い手として、中小企業の自主的な運動が始まります。
「中小企業家の、中小企業家による、中小企業家のための会」として東京で出発しました。
各地の同友会がつながり、全国で学びと運動を深める土台が生まれます。
よい会社、よい経営者、よい経営環境という、現在につながる方向が示されました。
三つの目的、自主・民主・連帯、国民や地域と共に歩む中小企業の3層が確認されました。
理念は完成品ではありません。時代と地域の課題に向き合いながら、学びと実践の中で深め続けます。
07 / 冊子から、さらに詳しく
『同友会運動の発展のために 第4次改訂版』の内容を、七つの入口に整理しました。気になる項目を開くと、扱われている内容と該当頁を確認できます。
※頁番号は冊子に印刷された番号です。ここでは内容を要約して紹介しています。正式な表現や資料の全文は、冊子の該当頁でご確認ください。
READ, THINK, TRY.
同友会の学びは、自分の会社に問いを持ち帰るところから始まります。